『いつかアイツに会いに行く』観劇レポ|笑って泣いて走り抜けた、8公演の記録

観劇・イベント

こんにちは、ゆみっこです☃️
ブログを見に来てくださりありがとうございます😊

まず最初に、今回の観劇レポの“顔”ともいえる作品ビジュアルを。
劇場前に立った瞬間、この色鮮やかなポスターに胸がギュッとしました……!


『いつかアイツに会いに行く』は、新宿・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA と、大阪の COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール で上演された作品。

私は2025年10月、東京と大阪あわせて 8公演 を観劇してきました🫶✨

この記事では、作品の雰囲気やキャストの魅力、そして東京・大阪それぞれの会場で感じた空気の違い をまとめています。


📌 この記事を読むとわかること

・『いつかアイツに会いに行く』の作品世界
・東京と大阪で感じた空気の違い
・キャストそれぞれの魅力
・観客も巻き込まれた“大千穐楽の熱量”


🌻作品概要

『いつかアイツに会いに行く』は、“好き” の気持ちが人生を動かす——そんなテーマで描かれた、キテレツ系ロードムービー×ギャグ×ハイパーミュージカル作品です。

項目 内容

タイトル 舞台『いつかアイツに会いに行く』
脚本 渡辺雄介・木乃江祐希
演出・音楽・原案 小林顕作
出演 今江大地/定本楓馬/陳内将/寺本莉緒/守屋茜/小柳心 ほか
東京公演 2025年10月10日〜20日/紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
大阪公演 2025年10月25日/COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール
企画・製作 ニッポン放送


※作品の詳しいあらすじは公式サイトへ。
この記事では“観て感じた温度感や空気” を中心にまとめています。

🌻はじめに

「好きなものがある。会いたい人がいる。ただ、それだけで人生は走り出せる。」
――“想いの力”を描いた、“会いたい”シリーズの幕開け。
(出典:『いつかアイツに会いに行く』公式サイト)

「キテレツトンチンカンなロードムービーギャグハイパーミュージカル」と銘打たれていたので、歌うとは思っていましたが……想像以上にライブ感もありました🤣!

陳内将くんはソロ曲で客席ウェーブを起こし、今江大地くんのソロのバックでは定本楓馬くんがソーラン節や阿波踊りをアドリブで投入(笑)
自由すぎて、観ているこちらもつい笑顔になるステージでした。

🌻作品全体の印象

はっきり言って、色々と無茶苦茶で意味がわからない(褒めてます)。

ストーリーも演出も小劇場向きな温度感。
大爆笑ではないけれど、常に小さな笑いのトラップが散りばめられていて、終始ニコニコ。

泣かせにくる作品ではなく、“前へ進ませてくれる”舞台。
観終わったあと、胸の奥にほのかな温もりが残るような時間でした。

🌻キャスト感想

🎭 今江大地さん
ハチャメチャな展開ながら、最初から最後まで感情の見せ方が自然で豊か。
アフタートークでSTARTO ENTERTAINMENT所属と知り、「どうりであのアイドルダンスがキレキレなわけだ」と納得。
キレのあるダンスと誠実な芝居のバランスが素晴らしかったです。

🎭 定本楓馬さん
『戦刻ナイトブラッド』や『同窓会』などでも観ていましたが、どうしてもA3!の紬の印象が強くて……。
でも今回は、そのイメージを完全に壊してくれました!
本気なのか狙っているのか分からない、あの絶妙に変なダンスがクセになる🤣
ソロ曲では喉が心配になるほど全力でした。

🎭 陳内将さん
安定の“巻き込み型アドリブ職人”。
アドリブで他キャストを巻き込みながら、少年のような笑顔を見せる姿が印象的でした。
セリフのない時の繊細な表情も素晴らしく、やっぱり“間の芝居”が上手い。
この舞台のためにムエタイジムに通っていたそうで、腹筋も見事💪(ムエタイの話ではありません🤣)

🎭 小柳心さん
場を明るくする名バイプレイヤー。
『テイク・ミー・アウト』の時も笑わせてくれる役でしたが、今回も安定感抜群。
観客との距離が近く、テンションの上げ方が絶妙。
そしてX(旧Twitter)で「#いつアイ」で投稿したら本当に♥してくれる律義さ!

🎭 寺本莉緒さん
「Yes!!」の声量が圧巻。
公演を重ねるごとに“日替わり”を楽しんでいるのが伝わりました。
「Yes!!」のパワー、あれは観ていて気持ちよかった👏

🎭 守屋茜さん
冒頭のラップを自作したというのがすごい!
途中のソロでは声の伸びが美しく、しっとりしたシーンで印象的でした。

🎭 福永マリカさん
女性キャラの中では一番「先生」キャラが好きでした。
どこか乙女っぽさを感じる場面もあり、バランスの取れた愛されキャラ。
日替わりの「ぶつかってきたバッタ」ネタ、好きでした。

🎭 伊東征哉さん
看護師役での絶妙な合いの手が最高。
空港シーンでの先生との掛け合いはテンポが完璧で、毎回笑いが起きていました。

🎭 白河ななみさん
クセが強い!(笑)
則人(楓馬くん)のソロ後に放つ上から目線の一言、あれが絶妙にツボ。
“なんなんだろう、このキャラ”と思いつつ、結果的にどの役も記憶に残るタイプ。

🎭 中村哲人さん
看板シーンでの日替わりアドリブが毎回違っていて、観るたびに新しい笑いが生まれていました。
むせちゃうハプニングからの反省まで、流れが可愛い🤭

🌻東京と大阪で感じた違い

サザンシアターで観たときは、落ち着いた空気の中に笑いが散りばめられていましたが……大阪では一転、明るくてノリが良くて、テンション高め!

表にするとこんな感じ👇

項目東京公演(紀伊國屋)大阪公演(TTホール)
観客数約400席約700席(満席感すごい)
雰囲気落ち着いた一体感明るくテンション高め
音響クリアでコンパクト広がりと迫力あり
客席反応笑い声+手拍子笑い声+リアクション多め
印象的な瞬間千穐楽のしっとりした空気オールスタンディング筋トレ🤣

大阪公演では、主演の今江大地くんがかつて関西で活動していたこともあり、その頃から応援しているファンの方も多く、会場全体があたたかい雰囲気に包まれていました。
まるで“凱旋公演”のような空気感で、笑いと拍手のテンポが東京とは少し違う印象。

ワチャラポンの筋トレコーナー、東京千穐楽では客席の一部だけが立ち上がったけれど、大阪公演ではほぼオールスタンディング🤣
大千穐楽ということもあり、観客全員で走って筋トレ!

これは大千穐楽だからなのか、客席のゆとりあるスペースのせいか、大阪という土地柄か……どれだろう?

紀伊國屋サザンシアターが“作品に没入する空間”だとすれば、TTホールは“観客も一緒に参加する空間”。
どちらの劇場にも、それぞれの良さが生きていました。

ゆみっこメモ

大阪は一公演のみの大千穐楽でしたが、終演後になんと、主演の今江くんのお手紙手渡し会がありました。

お手紙がなくても参加出来るとのことだったので心惹かれましたが、帰りの新幹線の時間もあったために参加を断念😢
張り紙を見ただけなので詳細はわかりませんが、そんな企画があることに驚きました。

🌻まとめ

『いつかアイツに会いに行く』は、
“無茶苦茶なのに温かい”——そんな不思議なバランスでできた舞台でした。

笑って、ちょっと泣いて、そしてまた笑って。
観客もキャストも同じ空気を吸い、同じリズムで走っていたような一体感。

大きな感動を押しつける作品ではないのに、胸の奥にそっと灯が残る、そんな時間でした。

🌻最後に

ラスト間近の襷(今江くん)のセリフ。
あれは、まさに私たちが「推し活」で抱いている想いそのもの。

「自分の好きな人を、ただ応援したい」
——その気持ちが一番シンプルで、一番強い。

推し活の形が多様化して“疲れ”という言葉まで出てきた今の時代でも、結局はただ「会いたい」「応援したい」という気持ちだけで十分なんだなぁと改めて思いました。

この舞台は、その想いをまっすぐ届けてくれた作品でした。
再演があったら、またこのメンバーに会いたいです。

ここまで読んでくださり、ありがとうございます💕


🌻関連リンク
👉 推しに焦点を当てた『いつかアイツに会いに行く』推しレポ
👉 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA 座席レポ
👉 COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール 座席レポ

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